医療法人社団アツミ
理事長
渥美 公勢
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1,患者さんや家族にとって最善の医療サービスとは何かを追求し、地域に密着した医療体制、特に外来リハビリの充実を目指します。
高齢化社会が進む中で、患者さんのQOLの向上や自己決定権の行使など、患者さん中心の医療がますます期待されています。特に整形外科としては、変形性脊椎症や変形性膝関節症などの慢性疾患に加えて、高齢者の骨粗鬆症は、転倒による大腿部骨折、脊椎圧迫骨折を生じ、それにより寝たきり患者さんが増加しております。高齢者にとって、病院入院による治療のみならず外来でのリハビリ、介護保険による在宅医療、訪問診療・看護、ディサービスによる療養がますます重要になってきております。当院は、地域の患者さんが信頼して利用できる広い環境と設備の整った外来リハビリ充実し、理学療法士によるリハビリ向上に努めます。総合病院では十分に提供できない患者さん本位のリハビリや、地域住民の皆様がいつでも通院しやすく、安心に気軽に診療相談にのれる医療体制を心掛けます。
2,患者さんが安心して医療を受けられるため、クリニックとして、常に医療の向上と特色ある診療、また近隣病院の先生方と連携による適切な医療を目指します。
クリニックといっても総合病院と変わらない医療の質の向上に努める必要があります。すべての分野でのより質の高い医療ができなくとも、クリニックの地域性を生かし、一般整形外科に加え、専門的な医療提供も目指します。私は大学院博士課程として、骨粗鬆症による骨折の危険因子と治療をテーマに国内・国際学会発表・国際論文掲載をしました。クリニックにおいても、今までの自分の研究・臨床経験を生かし、骨粗鬆症における専門外来(骨折治療、薬物治療、転倒予防の啓蒙活動、リハビリまた骨密度測定器の設置など)、EBM(Evidence baced medicine)によるより質の高い診療を目指し、地域住民に最適な医療が提供できるように努めます。近隣病院先生との連携・情報交換により、常に診療所としての医療技術の向上に努めます。
3,地域住民の皆様の健康に対する幅広いニーズに応えるため、地域のスポーツ・学校保健・健康診断などの活動を推進し、予防活動や健康に対する啓蒙活動を中心に地域に開かれたクリニックを目指します。
域地に密着した医療を目指すには、疾患のみならず、地域住民が安心して生活できるように、予防医学や健康管理、また分かりやすい医療情報の提供が必要と考えます。私は整形外科スポーツ専門医として、積極的に学校部活動や青少年の地域スポーツドクター、中高年者のレクリエーションスポーツのスポーツドクターとしての指導や治療、リハビリの対応に努めます。また地域の健康医として学校検診や住民健診に参加し、児童の保険と地域医療環境の向上を図り、健康相談や健康診断を定期的に行い、地域住民の健康管理に努めます。
4,患者さんへの思いやりと尊厳を忘れずに、互いの信頼関係に基づく心のかよった医療を心掛けます。
医療は患者様のプライバシー確保のために、慎重で微妙なバランス感覚を必要としています。特に整形外科・眼科では小児から高齢者まで幅広い層の患者さんの診療を必要とされております。そのため、私たちは常に地域住民のための診療所としての役割を踏まえつつ、患者さんにとって最善の治療を共に考え、患者さんのQOLの向上に努めます。
